ロンドンでMomoyoさんの”Spritual Anatomy” Level 1のセミナーを受講してきました。
イギリスのロンドンを拠点にヒーラー、超能力者として活躍されているMomoyo Smoczykさんのセミナーに参加してきました。龍のパワーを使うドラゴンヒーリングは今回はありませんでしたが、宇宙の高次元のエネルギーを参加者の体内に降ろして、その人のデータ(おそらくは過去の記憶)を書き換えるというセミナーでした。参加者に起こった変化がすさまじく、こんな形で潜在意識を書き換える方法もあるのかと再確認したので、紹介します。
Momoyo Smoczykって誰?
Momoyo Smoczyk(以下、Momoyoさんと呼びます。)とは、神戸出身のサイキック・ヒーラーで、現在イギリスを中心に年に数回日本でもセミナーを開催している方です。
ご自身の14歳から長きにわたり摂食障害に苦しみ、拒食症や過食症を繰り返す中でイギリスに渡り、スターバックスなどでアルバイトをしながらイギリスで心理学の勉強をしたり、魔法の学校(イギリスにはそういう学校が厳然と存在するのだそうです。)に通い、ヒーラーとしての能力を磨いてきたそうです。
ある時を境に自分のサイキックな能力を活かして、多くの人の心の傷を癒すことが自分のそれまでの摂食障害などによる自己否定感を味わってきた意味であると知り、そこからは宇宙からのエネルギーを受け取って、多くの人の心の悩みや過去のトラウマから負った心の傷を癒すセッションやセミナーを開催されているようです。
セミナーの目的
今回のセミナーは、Momoyoさんがシリーズで開催されているセミナーのレベル1という初級者向けのコースでした。
5日間の日程で、ロンドン郊外のダリッジという小さな街に1700年代頃からあるという館(現在も結婚式や会合に使用されている)を会場として開催されました。
セミナーの目的は、参加者が各自自分を縛るマインドセットを見つけて、それから自分を解放すること、そして、マインドセットと深く関与している『偽の』セルフイメージを探し当てて、その偽のセルフイメージからも自分を解放すること、それにより、本来の自分(Momoyoさんはこれをスピリットと呼びます。)を知り、スピリットで生きることなどでした。
この場合のマインドセットとは、子どもの頃から親に言われたり、社会のルールとして自分が身につけた考え方、常識としているもの、行動規範などを指します。
私たちは、この常識や行動規範は万人に通用するものと考えがちですが、実は各家庭ごとに異なっていることが多く、社会に出て、自分の考え方が他の人と違っていることも少なくありません。
また、マインドセットは親や自分が育った当時の社会のルールがそのまま自分に与えられており、既に不要や役に立たなくなっているものすらあります。
それでも私たちはこのマインドセットに従って行動し、自分の行動を判断します。そして、現在との矛盾に苦しんだり、本来の自分の考え方とそぐわず、自分の中の呪縛となって、マインドセットが私たちを苦しめていることがあります。
『偽のセルフイメージ』というのはもっと興味深いものでした。
私たちが一定の行動を取ったり、行動ができなかったりすることの裏にある自分のセルフイメージをそんな自分が陰で他人に何と言われているかを想像して探り当てるワークでした。
出てくる言葉は自分が思う以上に自分に辛辣で、自分を相当厳しく見ている自分がそこにはいました。そして、そのような偽のセルフイメージをもたないと存在してこられなかったような出来事が背景には合って、それを探り出し、あぶり出していくことがワークを通じてなされました。
参加者の体験
参加者の中には、子どもの頃から親の言葉の暴力に晒されて心が深く傷つき、社会に出てどれだけ成功を修めても、自分を肯定できない、人生を楽しむ自分の存在を観念できないほど心の傷の深い人もいました。
しかし、そのような参加者がワークを通じて自分の身に子どもの頃から起こってきた出来事を客観的に観察し、自分の潜在意識が自分を守るために自分に与えたセルフイメージ、それは偽のセルフイメージなのですが、の存在を意識できるようになりました。
そして、午後にMomoyoさんの高次元からのエネルギーを直接降ろして参加者の過去のデータを書き換えるようなワークの中で、その参加者はずっと嗚咽していました。なぜ泣けてきたのかは分からないと後でその人から聞きましたが、突然涙が噴き出してきたそうです。
そして、翌日、同じ人とは思えないような軽やかな表情でセミナーに参加されていたその人の言った言葉が忘れられません。
『まるで今日から別な世界を生きているよう!』
何故だかわからないけれど、周囲の人たちがとても親切に感じられるようになったそうです。
私自身に起こったことと一緒に参加した夫に起こったこと
私は想像力が豊かな方で、イメージする力も人一倍強いと自負して、セミナーに参加しました。
しかしながら、そんな私に大きな変化は起こりませんでした。心理学的なトリックのようなものが解明されたという程度の認識しか持てませんでした。
そして迎えたセミナーの最終日。
いつものように目をつむって瞑想をしていると・・・・急に目の前に大きなライトで照らされたような明るさと温かさを感じました。
そして、なんだかUFOが宇宙船から出てくるような感覚を感じ、涙があふれてきました。それで、これは自分のイメージなのか、それとも現実なのかを確かめようとして目を開けてみたのですが、目を閉じたときに強い光は現実にはありませんでした。
でも目を閉じると感じるのです。そこで、私の神秘体験は終わりでした。
他の人に聞いたところによると、そこから扉が開いて何かが始まるということでした。
私の体験はここまでなのですが、一緒に参加した夫はもっと深くMomoyoさんのエネルギーワークに感応していました。
私が見た強い光の先を体験していたのです。
夫によれば、その後で、数頭の龍が凄い勢いで天から降りてきたのだそうです。夫は、『助けてくれ~』と心の中で叫んで、身体をそらしたそうなのですが、龍に飲み込まれそうな勢いだったそうです。
そのことをセミナー後にMomoyoさんに言うと、ちょうど夫のいた場所が龍の通り道だったということでした。
その後も夫は、エネルギーワークを通じて、自分のスピリットの描く自分の世界を垣間見たり、イギリスに行くまでは想像すらしていなかった体験をしてきました。